文章修行家さんに40の短文描写お題

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ジルオール二次創作の40のお題です。
赤字はコレデオシマイ


01.　告白　02.　嘘　03.　卒業　04.　旅　05.　学ぶ　06.　電車　07.　ペット　08.　癖　09.　おとな　10.　食事	11.　本　12.　夢　13.　女と女　14.　手紙　15.　信仰　16.　遊び　17.　初体験　18.　仕事　19.　化粧　20.　怒り	21.　神秘　22.　噂　23.　彼と彼女　24.　悲しみ　25.　生　26.　死　27.　芝居　28.　体　29.　感謝　30.　イベント	31.　やわらかさ　32.　痛み　33.　好き　34.　今昔（いまむかし）　35.　渇き　36.　浪漫　37.　季節　38.　別れ　39.　欲　40.　贈り物

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　01.　告白　　【４８文字】

　青い死神率いる軍を前に、少女は男を思わず留めた。
「大事な人をこれ以上失いたくない」と言って。

　02.　嘘　　【５８文字】

　闇の王女の耳に、死んだ母の猫なで声が甘く響く。
「生きるのが辛いだけで、人は死ぬことができるのよ。早くおいでなさい。」

　03.　卒業　　【○○文字】

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　04.　旅　　【○○文字】

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　05.　学ぶ　　【○○文字】

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　06.　電車　　【５２文字】

　死神がまた一つ国を滅ぼした。
男は轍の痕が刻まれた大街道を眺めながら、彼女はこの国まで来るだろうと考えた。

　07.　ペット 　　【５５文字】

　殺された父の後を継いだ王妃の密偵。貴族の犬、それが男の立場。
行商人の子の世界は、父の死と共に激しく動き出した。

　08.　癖　　【５８文字】

　愛する家族について話す時、王妃は優しく目尻をさげる癖がある。
自分を見る目もそれと同じ事が、男は嬉しくて堪らない。

　09.　おとな 　　【○○文字】

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　10.　食事　　【○○文字】

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　11.　本　　【○○文字】

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　12.　夢　　【○○文字】

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　13.　女と女 　　【５８文字】

　光の王女の華がもう一人の王女を追い詰める。
目さえ見えなければ、外にさえ出なければ、惨めな己を晒す事もなかったろうと。

　14.　手紙　　【５３文字】

　郵便配達こそ冒険者のもっとも基本的な任務。
人の役に立っているという男の喜びが、手紙や荷物の重さを軽くする。

　15.　信仰　　【６３文字】

　仲間の一人がしてくれた、死者の魂が星となり輝くという話。
全てが終わった後も、男は夜のたびに空を仰ぐ。父母や王妃達はいずれかと。

　16.　遊び　　【６１文字】

　家族の危機に力を貸してくれた赤鎧の老人は、男を連れよく飲みよく遊ぶ。
冒険者の心得から過去の話まで、父のように語ってくれた。

　17.　初体験 　　【６０文字】

　王女の甘い声が、潤む瞳が、仄かに染まる肌が、再び戦争へ赴く男に行くなと言う。
想いが妖しく花開き、二人の脳髄を痺れさせる。

　18.　仕事　　【○○文字】

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　19.　化粧　　【５９文字】

　王妃は、娘がいっそう念入りに化粧をしはじめた理由を知っている。
口元に楽しげな笑みを浮かべ、娘がのぼせる相手を考える。

　20.　怒り　　【○○文字】

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　21.　神秘　　【５５文字】

　赤鎧の老将と青い死神、男の知己が他国で将軍になっていく。
人生の流転は神秘だと、男は万感の想いを込めて嘆息した。

　22.　噂　　【５８文字】

　衣類戸棚の中で漏れ聞いた、王女が不義の子だいう噂に関する会話。
くだらんと、思わず政敵に同調してしまい、男は苦笑った。

　23.　彼と彼女 　　【５４文字】

　男は旅先で他国の密偵と出会う。大鎌と青装束の美しい娘だ。
その鋭すぎる才気の中に、男はかってない脅威を幻視した。

　24.　悲しみ 　　【５９文字】

　世界を破滅へと導く闇の王女に、最後の決戦を挑む。
瞳に写った光が彼女を闇に落としたと思うと、男に深い悲しみだけが募った。

　25.　生　　【５２文字】

　はじめての参軍で、老将軍の軍隊を辛うじて破った。
敬愛する人を戦死させ、生き残ったからこそ男は慟哭できる。

　26.　死　　【５９文字】

　人はすぐに死ぬ。政変の中まず王妃があっけなく。
そして、生に輝いていた恩人も、闇の王女の手にかかり政敵と一緒に殺された。

　27.　芝居　　【５７文字】

　盲いたもうひとりの王女を救え！と男は善意で動いた。
寂しげな彼女を破滅においやる為の、道化師主演のお芝居とは知らず。

　28.　体　　【５８文字】

　冒険者と密偵という二束の草鞋をこなす男。
体は強靭になったが、知った顔の生死だけは、いつまでも慣れる事ができずにいる。

　29.　感謝　　【○○文字】

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　30.　イベント 　　【○○文字】

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　31.　やわらかさ 　　【４８文字】

　貴族達の反乱。命を狙われた王女を連れ、男は逃げる。
恐怖に強ばる少女、それでも握る掌はあたたかい。

　32.　痛み　　【５７文字】

　作り上げた強く醜い本当の自分に、仮そめの体が踏み殺される。
潰されながら魔獣商は法悦に喘ぎ、無限の愉悦にのたうった。

　33.　好き　　【○○文字】

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　34.　今昔（いまむかし）　　【○○文字】

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　35.　渇き　　【５０文字】

　自縄自縛の渇きのすえ闇に落ちた王を男が倒した。
王妃に続いて父も失い、光の王女も天涯孤独の身となった。

　36.　浪漫　　【３８文字】

　蒼茫たる大海原をはしる海賊船。
女首領の好奇心をのせ、水平の彼方へ帆船は進む。

　37.　季節　　【５６文字】

　まだ、季節が二度巡ってきただけだというのに、様々な事が変わりすぎて、
男には父の死が遥か昔の事のように感じられる。

　38.　別れ　　【４７文字】

　男は助けを求めて必死に走った。戻ってきた時、既に父は冷たかった。
母の時は小さすぎて覚えていない。

　39.　欲　　【４９文字】

　男は今日も、光の王女に会いにいく。下賤の、身分違いな恋。
恩人の婚約者でもある少女を奪いたいと願う。

　40.　贈り物 　　【○○文字】

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