にゃん2倶楽部3月号増刊
メガストア 1993年3月号 Vol.1
1993年3月15日発行
発行／白夜書房
パソコン美少女秘宝館
◎人気美少女ゲームランキングTOP10
@同級生（エルフ）
A雀JAKA雀（エルフ）
BDALK（アリスソフト）
CPREMIUM（Silkys）
D美少女CG大百科（エファット）
EDOR PART3（ディー・オー）
FSuper D.P.S（アリスソフト）
GMOON LIGHT ENERGY（インターハート）
HMAD・PARADOX（クィーンソフト）
IRED（ディスカバリー）
RPG 2
SLG 1
ADV 5
麻雀 1
CG集 1
エルフ 2
アリスソフト 2
Silkys 1
エファット 1
ディー・オー 1
インターハート 1
クィーンソフト 1
ディスカバリー 1
参考資料について
『メガストア1997年6月号増刊 メガストア美少女ゲーム年鑑 Vol.1』同梱の「美少女ゲーム年鑑データベースＣＤ〈1〉」より。
雑誌の内容が雑多。
写真集、フィギア、コスプレ、ドラクエ５やスト２などコンシューマーゲームのサントラ情報、
OVA（イース 天空の神殿）、同人誌、同人誌の作り方（オフセット印刷の仕方）etc...
『同級生』について
「１８禁ソフトとしては空前の１０万本を売り上げたという噂だぞ。」という一文が目を引く。
「美少女ゲームマニア倶楽部 第１回《癖ありゲームよ 永遠に！》」のコーナーで
「コマンド回数で判定されちゃうような美少女ＡＤＶ」という一文に時代を感じる。
「アリスソフト大特集」という特集記事の中で
「美少女系ソフトハウスの雄・アリスソフト」という一文がある。
同記事の多田さんへのインタビューで
一番手っとり早いのはランスIVとかD.P.Sの続きをずっと作っていればいいんでしょうけど、
やっぱり新しいものを作っていかないという気持ちで取り組んでいます。
そういう考えで作ったのが闘神都市であり、今回のダルクなんです。
今回のダルクはユーザーさんから見たら、
アリスソフトがまた変わったもん出したな、という感じで、
ある意味でユーザーを裏切ったことになると思います。
ランスIVなり闘神IIなりを出せば喜んでくれるでしょうけど、
全く違うもので、一から作る面白さというものにチャレンジしていきたいですね。
「ダルク大解剖」という特集記事の中でも
グラフィック、中でも女の子のキャラクター作りとＨ度には
定評あるアリスソフトの新作だから、
悪く言えばほっといても売れるだけのニーズは十分に存在する。
売れればいいやと考えるなら、
美少女キャラの過激なエッチＣＧ集を出せばよいだけのことだが、
敢えて“同じものは作らない”“一から作る楽しみを皆さんに知ってもらいたい”という
アリススタッフの意気込みが伝わってくるのである。
『ダルク』そのものついても
闘神都市で初めてＲＰＧを手がけて大ヒットを生み、
ランスIIIでタクティカルコンバットシステムを導入。
そして今回のダルクでは、
前述の２作品で培ってきた経験に新しいアイディアを盛り込んで、
シミュレーションの要素を融合させて、
“タクティカル・ロールプレイング”という新しい概念を
ゲーム上で実現した―という意味で、まさに画期的なゲームなのだ。
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