物語は、とある懸賞広告から始まった。
LOE
−LEGEND　OF　ENOMOTO−
r（aaru）

操作性
メッセージスキップがあるがスピードは遅くもうすこし頑張って欲しいかった、
テキスト分量が小さかった為バックログ参照機能が無くても気にならなかったのも皮肉。
とは言え、別にテキストを読む事に主眼を置いたゲームでは無いので、
それほど目くじらを立てる必要ないともいえる。


音楽
ジャズのような印象、独特な味を持っていた。
曲数は少ないと言うオチはつきますが…
今となってはほとんど絶滅危惧種といえる謎解きアドベンチャーの独自性と相俟って、
妙に印象に残りました。


システム
提示される問題をクリアして行く事で話しが進むタイプ。
謎解きがゲームで重要な役割を果たしている…
というよりプレイヤーが謎を解かなければ話しが進まないためゲーム性は高め。


設定・シナリオ
今は昔、榎本一郎という男がいた。
彼は莫大な財産を残したまま天国に召されていった。
彼は財産と一緒に、ある謎を残していった。
彼の遺言書には、その謎を解き明かした者に全ての財産を譲り渡すと書かれていた。
主人公は面白半分でこの遺産争奪戦に参加したのだが…

ゲームは数々の謎解きが全て。果たして、あなたは莫大な遺産を手にすることができるだろうか。

キャラクターの設定などは見るべき点は無い、それはストーリーの杜撰さから見ても一目瞭然。
イベントが点々と起きる印象なのだが、唐突に起きるうえ線になり切れていない。
ストーリーを重視する人にとっては拷問かもしれない。
しかしプレイヤーの前に提示される謎は面白いものが多く、謎解きは楽しめた。


独創性
他のＰＣアドベンチャーソフトがノベルタイプに傾斜する中で、
謎解きでゲームを作った独自性は評価できる。
拍手。


全般
謎解きと言う意味では高い評価を上げる事が出来る、
が…シナリオなどは酷い事になっているので注意が必要。
シナリオなどを期待して購入すると痛い目を見る、
購入の際はこのようなゲームであると言う事を認識して買うべき。
繰り返すが謎解きと言う意味では面白い。
後一歩で化けたかもしれない、惜しいソフト。


得点７点

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