残酷な紅の記憶
なかない猫
スクランブルハウス(ばった)

操作性
既読未読判別機能付きのスキップとバックログ参照機能がついる。


音楽
全体を通して特に印象深い曲はありませんでした。
あえてあげるのならオープニング。
それより要所で流される心臓の鼓動の効果音が良い。


システム
絵入りのサウノベ。
ストーリーが短い割りにバットエンドが充実しており、それなりに選択肢が尊重されている。
あくまでそれなりにだが、ゲームオーバーに直行するより万倍もマシ。

設定・シナリオ
謎の核となる部分は鹿島彩音シナリオに集中していると言う欠点があるが。
衝撃的なオープニングとそれに見合うバットエンド群が特徴。
ショッキングなバットエンドと、平々凡々なハッピーエンドとの落差を楽しむゲームと言える。
三人称で書かれた文章は淡々としていてこのゲームにあっている、
個人的に主人公の一人称だったら辛かったかも。

独創性
システム的には珍しさは無いが三人称で書かれたテキストが珍しい。
三人称は一人称が多いこの世界において、新風を巻き起こすかも…？
と言うのは言い過ぎか。

全般
１８禁シーンは強姦陵辱の類が多いです。嫌いなら気を付けましょう。
というか衝撃的なオープニングと、
バットエンド群における主人公と登場人物達の悲劇が魅力なので、
その手のシーンに耐性があるかないかで評価が激変するかも。
バットエンドが強烈だから普通の日常の描写にすぎないハッピーエンドが映えてくる。

得点７点

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