さあ、あなたは無事にアカデミーを
存続させることができるでしょうか…？
ウィザーズハーモニー
機種 プレイステーション 発売（開発） アークシステムワークス 発売日 １９９５年１２月２９日発売 価格 ４９００円 備考 ＣＤ−ＲＯＭ １枚
操作性 マウス対応なのは別に構わないが、コントローラーでプレイするとカーソルの動かすのとかが不便。 テンポが良くサクサク進むは良い。 音楽 それなりに良い物が揃っている、しかし絶望的なまでに声優さんが下手。 ある意味必聴といえるほど。 システム 育成シミュレーションとアドベンチャーを合体させた物。 育成シミュレーションの古典的作品の１つと言って良いと思う。 エターナルメロディ・悠久幻想曲シリーズという流れと、 ウィザーズハーモニーシリーズという二つのゲームシリーズの源流となった。 それらからも解るとおりシステムの完成度はかなりのもの。 設定・シナリオ 性格最悪な先輩天才魔導師デイル・マースのやりたい放題のわがままにより、 部員が主人公ルーファス・クローウン一人になってしまった名門クラブを立て直すというもの。 最初から最後までほのぼのとした雰囲気の中でのドタバタコメディ。 このような世界観は個人的にすき。 独創性 この手の育成モノは数多く出ているので、今から見るとそれほど見るべき物は無い。 だが発売時期を考えれば独創性はかなりの物だと思う。 ゲームの歴史を完全に把握しているわけではないので多少の前後があるかもしれないが、 まず4900円と言う値段が立派。 ザ・ベストやシンプルシリーズなど無い時代で、 ＳＦＣソフトに比べて５８００円でもかなり安いという印象があった時代にコレは凄い。 育成シミュレーションとアドベンチャーを合体させた物なのだが、 このタイプのゲーム自体が当時にしては珍しい。 僕が知っている限り男女を育成できる初めてのゲーム、入手当時かなり驚いた覚えがある。 全般 １９９５年という発売時期を考えればなかなかどうして実験的。 声優がプレステ屈指なほどショボイのは認めるが、 それだけでこのゲームをクソゲーと決めつけるのは偏見であり視野が狭い。 演出面では穴がかなり多いが、手軽にできる上システムの完成度も高い佳作育成シミュレーション。 得点８点