世界を揺るがす壮大なファンタジーシミュレーション！！
スペクトラルフォース

機種	プレイステーション
発売（開発）	アイディアファクトリー
発売日	１９９７年１０月９日発売
価格	５８００円
備考	ＣＤ−ＲＯＭ　１枚

操作性
テンポは良いのだが、システムが独創性に追いついていない。
武将の能力が見えないと言うのは最初手抜きだと思ったし、
実際問題としてただ面倒なだけ。
メモリーカード一つにセーブデータが一つしか作れないのもマイナス要因。
ゲーム中ロードが出来ないのも気になった。
システムデータと普通のセーブデータがごっちゃにされている。
あとゲームバランスがかなり悪い。


音楽
一部を除いて声優がかなり下手なのが印象的。
それ以外は普通。


システム
戦略シュミレーション。
三国志の劣化縮小版のシステムを採用。
具体的に言うと月ごとにコマンドが限定されている、戦争はこの月、内政はあの月等々。
つまりプレイヤーを含め全君主同じ行動をとる。
戦場でキャラが出会うと会話イベントが発生する。


設定・シナリオ
武将同士が戦場で出会うと起こる会話イベントが中心。
メインストーリーは普通だが脇役同士の会話のほうが面白い場合が多かったりする。 
やや数が少ないか、もっと数を増やしても良い。


独創性
プレステで最もお手軽と思われる戦略シミュレーションということがまず独創的。
他にも確信犯で武将の能力を見る事が出来なくしていたり、
やれる事が月ごとに決められていたり、
最大千対千のちびキャラが激突したり、
クリア回数によって使用できる君主が増えたりする。
戦闘回数の割に徴兵回数が少ないので、
中盤以降になってもあっという間に滅ぼされる事がある。
順調に進めているのにもかかわらず、
中盤以降滅亡しないための注意が必要なのはこのゲームくらい。


全般
簡易版三国志といえば分かりやすいか？
劣化縮小版と言った方がピタリかも。
アイディアファクトリーらしく独創性が高く、穴が多い。
しかしやればやるほど味が出るスルメのようなゲーム。

廉価版が２８００円で出ています。


得点７点

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