地下牢に幽閉されていた暴力の権化、
遠藤悟郎となって次から次へと美女をいただき!!（でも、純愛）
prostudent G
アリスソフト
操作性 コマンド選択式アドベンチャー。 一本道シナリオですがEDはマルチED。 プレイ時間は５〜６時間といったところでしょうか。 コマンドを選ぶ回数は多いとおもいますが、 展開事体はサクサク進んでいきます。 音楽 良くも悪くもギャグ調のゲームにあわせた軽いもの。 このゲーム自体の製作が何かスケジュールの埋め合わせ的に 作られたっぽいのですが音楽もそんな感じです。 システム コマンド選択アドベンチャー…それ以外に書き様がないですね。 今となっては化石のような古典的システムですので、むしろ郷愁すら覚えました（笑） なのでコマンド総当りでストーリーは進んでいきます。 設定・シナリオ 20世紀末、教育制度改革により厳しい学歴社会が生まれ、 路線に乗った者と落ちこぼれた者との激しい対立が続くようになっていた。 教育本部は落ちこぼれ者たちの制圧を図るために、全ての学校を週休二日制にする事を決定。 その許可証を発行する為に本部まで学校印を持ってくる事を全国の学校へ通達する。 沖縄のある学校でも許可証を発行してもらう為に教師を本部へ派遣する事になった。 道中は危険な為、学校側は社会不適合者として座敷牢に数年間監禁していた 高校二年生の猿藤吾郎（二十歳）をボディーガードとして同行させる事にした。 猿藤は同行する教師三蔵法子に一目惚れし、報酬そっちのけで同行を決意する。 猿藤同様、法子に同行することになった四万十沙織、八神ちょこの四人は 許可証を求めて沖縄を旅立つのであった。 こんな感じでストーリーは始まるわけですが、忘れてもいいですw 一応、西遊記ライクな話だと覚えておけばいいくらいで。 どちらかというと猿藤は座敷牢で監禁されていた間、牢番のおやじさんの薫陶をうけ 超一流のオタクに鍛え上げられた…という設定の方がおそらく重要（笑） 全編にわたってパロディやギャグが炸裂し続けているので、 それを面白いと思えるか思えないかで評価はかわるでしょう。 エイトマン走りがどうとか、奥歯の加速装置とか、某宇宙戦艦とか。 ちなみに自分はギャグの半分くらいしかわかりませんでした。 独創性 パロディばかりの作品。 ある意味、なげやりとも感じられる点は独創的かも。 全般 これも９３年発売なんで、順調にレトロゲームの感想が増えていますね（笑） 鬼畜王ランスや闘神都市２と同時に配布フリー宣言された作品。 気楽に笑えるゲームであることは間違いありません。 アニメとかその手のパロが好きなら一度やってみるのもいいんではないでしょうか。 得点６点