勇者よ、目覚めなさい。
ドラゴンクエスト４
導かれし者たち

機種	プレイステーション
発売（開発）	エニックス
発売日	２００１年１１月２２日発売
価格	６８００円
備考	ＣＤ−ＲＯＭ　１枚

操作性
伊達にシリーズを重ねているわけではない様で、不満はほとんどありません。
贅沢を言わせてもらうならダッシュ機能がほしいぐらい。


音楽
すぎやまこういち氏のサウンドのなかでも完成度が高いドラクエ４を、
過去一番の音質できけるのだから不満なんて有ろうはずがありません。
今までのゲームサウンドの中でも屈指の出来映えで感涙モノです。


システム
安定してます。客観的にみて使いやすいシステムかは置いておくとしても、
自分の方がとっくに慣れてしまっているのでやっぱり使いやすい。
ドラクエって得だなぁと思う。


設定・シナリオ
ドラクエらしい設定、特に綿密だったりする事はありませんが、
進化の秘法をめぐる悲しい物語はドラクエの中でも屈指の出来なのでは無いでしょうか。
リメイクされるに当って追加された第６章もなかなか。
シリーズの中でも個性豊かな面子が集まる４に、
会話システムが加わったため良い感じに個性を発揮しています。
間違いなくリメイク版のほうがキャラクターを活かしていると思います。


独創性
マンネリを美学としているような姿勢は相変わらずでしかもリメイク作。
追加要素もシリーズからの流用であるため独創性は低い。
ただ追加要素を追加要素と感じさせない完成度の高さは独特かもしれません。


全般
独創性こそ低いもののもともと完成度が高い上、
追加要素や弱点の補強などパワーアップした要素が加わるなど、全体的な完成度の高さはピカイチ。
とくに移民の町や会話システムなどがファミコン版をプレイしていなければ、
分らないほど違和感なしに解け込んでいるのが素晴らしい。
リメイクの理想形の一種と言えるのでは無いでしょうか。
ほぼ独力でドラクエの世界を作ってきた堀井雄二氏の力を再確認しました。


得点８点

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