『星の丘学園物語 学園祭』
登場人物紹介
メインヒロイン（エピローグ有） 雪柳 なずな 主人公の同級生。本作のメインヒロイン的存在。 文部両道・才色兼備で、さらに男性が苦手（これは自己申告）という 高嶺の花と深窓の令嬢を折衷したようなキャラクターです。 ただ学園のマドンナは別に居るんでやや後者よりかな。 部活は新体操部で、副部長として準備の指揮をとっている いずれにしても清潔さや楚々としたイメージが前面に出ているヒロインですね。 （そういえば部長はどこに…w プレイ中は意識しなかったけど。） 「秘密の丘」での秘密の共有とか「通り雨」「落とした生徒手帳」を筆頭に、 イベントも多くて、本人も充分に魅力的なキャラに仕上がっているんですけど 王道故か、清楚なキャラ故か、学園祭の喧騒にどこか埋没している所があるキャラです。 結構好きなんで、色んな所で地味と言われているのが不憫なんですが、 確かに空気になってる瞬間を感じます。なぜなんでしょう？ 自分の場合「落とした生徒手帳」の破壊力はずーんと効いたんですけど。 彼女狙いでプレイしてない場合、 中盤から秘密の丘イベントのせいで、物理的に画面から『消える』 機会が多いのが理由の一つなんでしょうね。 あと、このゲームの最大の目的が恋人づくりじゃなくて 学園祭の成功であるということが挙げられるかもしれません。 彼女は主人公の恋愛面での中心的ヒロインではあるのですが、 学園祭の成功という視点で見ると、重要なヒロインは真子とかすみなんですよね。 しかも彼女の場合、真子のドロップアウトの引き金をひくという、 損な役回りをこなすハメになっているので、その分不利になってしまった気がします。
内田 真子 授業初日に主人公と正面衝突する、儚げな同級生。 主人公同様に転校してきた生徒であることと、 家庭の事情で友人が少ないためか、どこか憂いを感じさせる。 料理の腕は、お弁当を作ってもらった時に、主人公が選べる選択肢が 「おいしい」と「凄くおいしい」しか存在しないほどの腕前。 おそらくゲーム中で一番上手い。 親友であるなずなの新体操部を手伝っているが、 ほっとくとなずなとケンカ別れしてドロップアウトしちゃう困ったちゃん。 それ以外にも彼氏に振られるとか、家庭事情の告白とか暗いイベントが多いですね。 ありえそうなシチュの範疇で最大限に劇的というか、そんな感じです。 さりげなく登場人物の中でゲームスタート時に彼氏がいる唯一の存在なんですよね。 かなり意外なセレクトなんですが、考えてみれば、一見こうだけど実は…というのは このゲームで多いケースなので、同じ手法で意外性を狙ったという面もあるんでしょう。 個人的には、母親を亡くしていて妹の世話をしなければいけない等の事情を なかなか他の人に喋らなかったのはわかる気がします。 あまり同情されたくないですしね…、お願いだからそっとしておいてくれって感じで。 ちょっと共感というかシンクロしちゃいまして、そういう意味でも印象深いキャラです。 もともとストーリーが丁寧に描かれているのに加えて 学園祭の成功を目指す場合、彼女のドロップアウトは痛手になるので 毎回プレイの度にイベントをこなしていくケースが多いというんですから なずなの影が薄い元凶の一つは、間違いなく彼女の存在感（笑） 主人公に一目ぼれするなずなに対して、感謝が徐々に恋心に変わっていく彼女は なずなが男性が苦手とするに対して、彼氏がいるということも含め、 意識して好対照な立場を与えたんでしょうね。 しかし、彼女のグラフィックで一番いいのは、俯いている奴だと思うんですよ。 笑顔のグラとかＥＤ、妹たちと一緒に学園祭見物、図書館の一枚絵も捨てがたいんですが。
水沢 翔子 主人公の同級生。生徒会の副会長と学園祭の運営委員長を兼ねている。 直樹の宿敵で、彼曰く「翔子には関わるな」 エロ本か制服のマリリン・モンローか。どちらにしても互いの第一印象は最悪。 そのためか、準備期間中は主人公と会う度に喧嘩しているキャラクターですね。 正義感と気が強いので融通が利かず、プライドが高いので頑固で意地っ張り、 口うるさく、やきもちやきのかんしゃくもちという難儀な人で、 自身にも衝突せずにはいられない不器用な性格という自覚があるようです。 その正義感の強さから、直樹を筆頭に他のクラスメートから嫌われていないまでも、 煙たがられていることを示すイベントがあちらこちらにあったりしますね。 （直樹の翔子マップや陽子の発信機つきイヤリングなどなど） そういう意味で、口論しても暖簾に腕押しでまったく堪えないかわりに、 翔子を敬遠することもない主人公は、気の許せる相手なんでしょう。 エピローグを含め、いいコンビだと思います。 どこかの部活を手伝ってさえいればお天気が悪くなることは無いので 攻略そのものは楽なのですが、学園祭の大成功がエピローグＥＤの条件なので、 それを見るのはゲームに慣れないうちは辛いかもしれません。 告白時に主人公がボケに徹すると、逆切れしてくるのが可愛いらしい。 まぁ、そのパターンだとエピローグがみれないんですが（笑）
秋月 伊吹 主人公の同級生。テニス部の部長で姉御肌のスポーツ娘。 快活明朗で見ていて気持ちがいいキャラクターですが、 無関係の新を部員同様に使って学園祭の準備を進めるなど、結構やり手の部長。 新のグラフィックの半分以上は彼女が一緒に映っていたりしますし、 食堂の席も隣だったりとするので、クラスでも仲が良いんでしょうね。 学校を案内されていた主人公に、テニスボールをぶつけたのがファーストコンタクトで 気の置けない友人関係から、仲の良さを指摘されて慌てる展開まで、 元気でフランクな少女の王道という言葉がピタリとあてはまるキャラクターですね。 自分のプレイだと、お天気処理をしているうちに、 毎回いつのまにか、お弁当を一緒に食べて、仲をからかわれて、 テニスコートに呼び出されて告白される間柄になっているから不思議。 好感度とかが上がりやすいのかなあ？ さりげなく主人公が選べる選択肢の中に酷いものが混ざってる事が多い（笑）
花菱 静香 人見知りな性格の後輩。 内気な文学少女だけど、所属は科学部。 彼女も軍事兵器開発に携わるマッドサイエンティスト集団の一員 主人公や部長の陽子を慕う可愛らしい後輩キャラを地で行くんですが、 インパクトの点ではサブヒロインの陽子に食われ気味かも。 部長の陽子が、平気で人体実験はじめたり、直樹と組んでよからぬ画策したり、 物の弾みに「今日はまだ、それほどおかしなことは…」とか言っちゃう人なので、 常識的な彼女は気苦労やツッコミの役回りが絶えなさそうです。 彼女が作る弁当は、主人公の反応を見る限り本当にまずい模様。 なにせ、全ての選択肢に汗のシンボルマークがつく出来栄え。 お菓子は「おいしい」と「凄くおいしい」しかないのに（笑） それはそうと、最初から主人公に好意を寄せてくれるのは良いんですけど ＥＤでの「初めて会った時に王子様に見えてしまった」って、そんなドリーマーな（笑） ウチの主人公は、翔子に学校案内してもらっている時に、まわりの景色を見ないで 「あの本を読んでる女の子は？」→「キミに会いに来たんだ」と 選択肢をコンボするアホですよ？ 考え直すなら今のうちだ（笑）
片栗 かすみ 主人公の後輩で乱暴な言葉づかいをする一匹狼。 音楽部の幽霊部員。 彼女も泪の泣き落としに屈して入部させられたらしい。 （ボーカルの件は最後までウンと言わなかったようだが。） ドロップアウト組その弐。 つまり真子と同じように、学園祭の成功を目論むと イベントを積極的にこなす必要があるキャラクターです。 ドロップアウトを防いでも、さらにイベントを進めて学園祭に参加させないと 問答無用で音楽部が失敗扱いになるという鍵っぷり。 そのあたりは、ＯＰテーマを歌っている方が声優である辺りや、 不良に絡まれたのを最後に翌日から学校に来なくなるという このゲームでは珍しく犯罪のにおいがするイベントを配置されてる辺りからも 彼女がいかに重要に扱われているのがわかりますよね。 学園祭参加まで進めると告白される条件はほぼ完成するんで 折角と言うことで、ほとんど毎回のように後夜祭の後に呼び出されました（笑） まー、大概おなじ部活の泪からの告白条件も同時に満たしてる事が多いですけどね。 プレイの思い出で言うと、エピローグを見るのにもっとも苦労したキャラ。 ああ、今思えば初期の頃のプレイで、クラブの完成度が全然足りてなかったのさ… ２週目冒頭のデータの使いまわしとは言え２〜３回はプレイしたかなあ？
名取 エリカ 主人公の後輩。 メディア部副部長だが、直樹と言えども彼女には頭が上がらない。 （ちなみに主人公も同様の様子） 開けっぴろげな帰国子女で、鼻頭のバンドエードがチャームポイント。 しかも褐色の肌に銀とも白ともとれない髪の色なんで目立つ目立つ。 ハーフですが、東南アジアあたりかそれとも中南米か。 健康的な色気を振りまいてる彼女に対して、主人公の反応が結構オヤジ臭い。 もちろん選択肢次第なんで硬派にきめることもできるんですが、 そーゆー選択肢があるとついつい選びたくなるんですよね。 そういうわけで、彼女のイベントを見てマイ主人公の性格は決定しました（笑） 彼女は直樹とのコンビで好きですね。ボケとツッコミを互いにこなす感じで。 もっとも、主人公が絡むと最強トリオになるんでそれも好きですが。 直樹に騙されて校長に果たし状を叩きつけるイベントは特にお気に入りです。 直樹が創設して部長を務めるだけあって、メディア部自体が良いキャラしてます。 名無しの女子部員と主人公が廊下でエロトーク（笑）を始めますし、 その後の阿鼻叫喚っぷりも含めて、かなりはっちゃけてそうで好きです。
藤野 沙織 主人公の先輩。美術部の部長。 学園のマドンナ的存在で、内外問わず人気があるらしい。 自分の学校を自慢するために主人公を彼女の観察に連れて行くあたり、 直樹自身も憧れているんじゃないでしょうか。 相方が愛なので、クールな彼女はどちらかというと目立たないのですが 絵を破られた時に、いいたい事も沢山あるだろうにぐっと堪えて笑顔で許したのが印象的。 本当に張り詰めいていた美術室の空気が、一言で明るくなったがよく感じられましたし、 多くの後輩に慕われる魅力あるキャラクターを象徴する良いシーンだと思います。 しかしその後、主人公との間に何があったのか気になる所（爆） イベントが良くも悪くも、好感度低の段階に集中してるので 主人公を好きになる途中経過はすっぽりと抜け落ちてるんですよね。 ドタバタと騒がしい『学園祭』らしいと言えば、らしいのかもしれません。 まぁ、自分が大変な中で部を成功に導くことができたのは 主人公の助力があればこそという感謝が根底にあるのは自身が語る通りでしょうし 彼女のクールな性格づけにも繋がっているんで嫌いではありませんけど。 ちなみに好感度低の段階にイベントが集中しているというのは 攻略という面で彼女が難攻不落なキャラであるということでもあります。 誰かの片手間でとか思ってると、エピローグはおろか告白すら結構失敗するんですよ 愛には告られたけど、彼女には感謝の挨拶だけだったとか何度かありましたし。 なんにせよ、スケッチブックを見られて動揺する姿が可愛いので許す（笑）
日向 照美 主人公の先輩。演劇部の部長。 小学生のナリをした高校三年生だが、言動も子供っぽい。 お菓子を詰め込んだバッグを高校に持ち込んでいる猛者。 （しかも教室で食べてるし・笑） だが、時と場合を考えて地を出しているので侮れない。 日常会話の中で、くどいくらい自分は十七歳だということを強調して 逆に主人公の年齢詐称の疑惑を投げかけてきたりする面白い人。 二人の間で喧々諤々の議論でもあったのでしょうか。 実は、星の丘学園の闇にはびこる備品窃盗団の首領。 演劇部の準備を手伝うと主人公もその片棒を担ぐことになります。 生徒会の落ち度とはいえ、備品が足りないという状況から、 すぐに、盗む！という発想に行き着くのはどうかと（笑） そんなこんなで、彼女も直樹と同じように翔子とやりあう関係ではあるのですが、 真面目な翔子の沸点を見計らいつつ、からかって遊んでいるフシがありますね。 その辺りは先輩の余裕なんでしょうか。 しかし、彼女が年下に見える年齢不詳で逆に、主人公は年上に見える年齢不詳というのは… そう考えると、ＥＤの二人で遊園地に行く絵は、なかなか犯罪ちっくなシーンかも知れません。
芙蓉 瞳 プレイに慣れてまったりと『学園祭』を遊んでいるプレイヤーの頭にガツンと 心地よい（？）衝撃を浴びせてくれるほどの超絶難度を誇る隠しヒロイン。 彼女と言うと、その他が最大１０に対して１００いっちゃってるような攻略難度と 儚いを通り越して消えちゃいそうな声優さんの熱演を思い出します。 攻略サイトなどに頼らずクリアした人は凄い。 なんというか、最初の出現の選択肢からしてかなり意地が悪いですよね。 その後に出没する時間も嫌がらせとしか思えない時間だったりしますし（笑） そんな彼女自身の好感度に加えて、 複数キャラの好感度が必要な必須イベントをこなし 主人公の全能力２００オーバーと全クラブの完成度が１２５％越えを 達成しなければならないんだから、本当に難しい。 しかし、彼女は、現実にはありえないキャラなんですが、 『学園祭』フィルターを通すとしっかりとしたリアリティがあるのが凄い。 まったく懐の深いゲームですね。
サブヒロイン他（エピローグ無） 桜井 陽子 主人公の同級生。科学部部長の眼鏡少女。 星の丘学園が誇るマッドサイエンティストで、科学部という名の兵器工廠を率いる。 父親の会社が胡桃野市を走る地下鉄の製作したそうで 彼女も車体の制御に一枚噛んだという話も。 彼女もまた、現実には居るわけ無い造詣なんですが、思わず あー、こういう人高校にいたよねー。 なんて思っちゃいそうになるのが『学園祭』の恐ろしい所（笑） 科学の為には女である事は云々みたいなことを言ってるんですが、 普通そういうこと言っていると、恋なんていらないとか女は捨てて云々言いだしそうですが 彼女の場合、女の武器を最も行使して主人公に実験参加を迫ってきます（笑） そして飲まされる怪しげな赤い薬品… ＥＤ条件では体力のパラが２００を越えていればいいというあたり タイプ云々以前に人体実験で死なない人間というのが大前提のようですね。 イベントの量は非常に少ないのですが、眼鏡を外した所を見られて照れるものや 静香と仲良くする主人公をにらむイベントなど、印象深いものが多いです。 後夜祭後の呼び出しもおっかなびっくりといった感じで可愛いですし。 イベントの少なさを逆手にとった、いつのまにか好きになってたという告白も、 最初から最後までがやがやしている『学園祭』らしくて気に入っています。 彼女に限らず、このゲームのサブキャラは数が少ない分イベントのキレが鋭いですね。
鳴海 泪 主人公の同級生。内向的な性格の音楽部副部長。 身を縮めているような姿勢、オドオドした立ち振る舞い、 同級生や後輩にも丁寧語の口調、どもりながらの要領を得ない喋りが特徴。 反面、授業初日に主人公に自己紹介に現れるなど社交性は低くないので そのぶん強引で素っとん狂な行動に出てくることもあります。 同じ内向的でも静香とは違い、自分に自信がなく劣等感が強いタイプであるので 遊びのつもりでうかつに手を出すと、火傷してしまいそうなヤバさがあるヒロインです。 要するに、刺されたり、寮の前でリストカットをしたりしそうな怖さですね（笑） 事実、木陰からじーっと主人公をみつめているＣＧの衝撃は間違いなく『学園祭』最恐。 ただ彼女の場合、一目でもわかるそういう暗さや自信なさげな雰囲気が 青白い炎のような、危うい魅力につながっているんですよね。 炎に焼かれる蛾になりたい…というプレイヤーも多いのでは？ イベントも見易すぎると思うくらい見易いので、いつのまにか惚れられてることも多く 個性的なサブヒロインたちの中でも、群を抜く存在感を誇るキャラクターです。 実は主人公に対して無敵属性をもっていて、 主人公は彼女の泣き落としにまったく対抗できない模様。 一回女子寮に侵入してかすみをお見舞いするように頼み込まれた挙句、 泪自身の悲鳴で大ピンチに陥った経験をした主人公が、再び泣き落とされて ボーカルをやらされるハメになるのだから、かなりの重症でしょう。 間違いなく主人公は翻弄されたがり・刺されたがり・燃やされたがりのドＭ（笑） しかし泪といい、かすみといい、音楽部の部長といい、 音楽部は人数少なそうな割にメンバーが濃いですね。
進藤 愛 主人公の同級生。 美術部の副部長で、自称「美術部のホープ」だが誰もそう呼んではくれないらしい。 享楽主義者かつ気分屋で扱いにくいが、藤野先輩は尊敬している。 美術部だと沙織の方がメインなんだけども、彼女の方が目立っていた気がします。 まぁ、沙織はクールビューティーなキャラなんで騒がしい彼女が必然的に目立つんですが 彼女はそれを差っ引いてもいい性格してます。 後夜祭の後の呼び出しを、すっぽかしてくれやがったりする事もありますし（笑） 一人称が自分の名前である愛であったり、自分に忠実な幼い性格が強調されていて そこから学園祭の準備を通じて少し成長していくという流れ。 真っ向勝負の王道ですね。 アクティブなキャラのせいかイベント自体は凄く多くて優遇されてますね。 主なＣＧ付きのイベントは、先輩の絵を破る、主人公を無碍にあしらう（×３）くらいで そう多くないのですが、イベントそのものだけなら沙織より多いかも。 あと後夜祭の後、主人公が呼び出しに応じてからの、彼女の可愛らしさは異常。 「そのままで聞いて…」の一発で落ちました。 プレイしていくうちに、どんどん気に入ったキャラクターですね。 携帯を返すイベントの選択肢は「男の人からかかってきた」がお勧め（笑）
小泉 玲子 主人公の先輩。演劇部の副部長。 照美とは幼馴染で、凸凹コンビを構成している。 彼女がコンビの大きい方なのですが、なんだか保育士と園児っぽい。 普段は暴走している照美のストッパー役だが、 演劇絡みになると彼女が暴走するので照美がストッパー役になるという関係。 『学園祭』の中でも非常に目立つキャラである照美とワンセットで、 しかもクールビューティーな先輩という立場では沙織と被る、という二重苦ですが、 案外キャラは立っていて二人とはまた違った存在感があります。 備品窃盗団・演劇部の参謀として、彼女も見た目によらず滅茶苦茶してますね。 しかし、やってることがヤバげなわりに、持っていく方の罪の意識も薄ければ、 余りとはいえ備品を持っていかれる側からも一定の理解があるのは謎。 生徒会の運営がとても杜撰で、どこも一度はピンチに陥った経験があるのか、 科学部のように予算を持つ者と持たざる者の差が激しく、大目にみられているのか。 （そういや新をサイフ代わりにして備品を調達している部もありましたね・笑） まぁ、後者だと彼女は生徒会や各部間の利害・対立感情を利用して、 演劇部を問い詰めにくい部を狙って備品をパクっているという、 巧みというよりも、ひじょーに性質の悪い手腕を誇ることになるんですが（爆） ちなみに、唐突に過去の話をし始めるのは、 小泉先輩が主人公をオトしにかかったと理解して良いんでしょうか？（笑）
篠崎 美耶 中等部からの刺客、もとい侵入者。 喋りも行動も動作も全て猫っぽい探偵娘。 名前もミャー。 隠しキャラ扱いで、プレイによってはまったく姿をみせないまま ゲームが終わってしまうキャラクターでもあります。 自分も最初にプレイしたときは、出会いませんでしたね。 芙蓉さんですら、一応は顔をあわせたのに（笑） 最初から最後まで探偵娘を貫徹していて、色っぽい話なんて微塵もありませんが ＥＤ後を考えると、近い将来には信頼が愛情や憧れにかわりそうだなとか 色々想像できて面白いキャラクターですね。 当分は保護者の立場が近そうですが（笑）
内海かりん 中等部からの刺客その２。 美耶と組んでよくわからない情報収集を行っています。 物々交換マニアでアイテムを主人公が持っていると交換をせがんできます。 ローカルでアップされている学校の非公式ＨＰの製作者らしく、ある意味で直樹の想い人。 「主人公が噂になっていて、誰々という名前が上がっているのだけど、本当か？」 と言う形で、好感度が高いキャラを教えてくれるのはいいのですが…。 誰々が、綾小路新とか橋本直樹という名前の時も、 本当の所はどうなんですか？って質問形なのはやめれ（笑） マップ上にチップキャラが表示されない（オマケなどでは表示される）など 一見すると非攻略キャラなのですが、ＥＤもあることはあります。 告白の理由が、高校で目立ってる人は主人公とコネがあることが多いので 主人公の側に居ると情報収集がはかどりそうって、チョット待て（爆） お前は面白すぎる（笑）
白河 嫁菜 主人公の担任。 一々動作が可愛らしいためか、英語教師なのに英語の質問しないためか、 子供に振り回されるイベントがあるためか、選択肢によって毎回照れまくるためか、 なんかイマイチ頼りなさそうな人。 ただし、教師としての能力は信用できるらしい。 ＥＤではそれまでと逆に大人の余裕をみせてくれます。 ですが、ゲーム中に生徒が生徒と登下校しているのを見て、 大人気なく嫉妬するのはやめてください（笑）
山田 美沙子 購買部のお姉さん。大学生。 購買で買い物をするとかってに好感度が上がるので、攻略が非常に楽なキャラクターです。 まぁ、サブヒロインは総じて楽な部類にはいりますけど。 学園祭を成功させたいときは、彼女のくれる「空き箱」と「清掃用具」は どの部活でも使える上に何度でももらえるので、とても重要なアイテムになります。 結構好きなキャラだけど、いかんせんイベントが三つしかないんですよ。 しかもそのうち一つは陽子、泪と並ぶ嫉妬系で 音楽とあいまって、彼女のジト目が凄くいい味をだしています。 まぁ、後日会った時の「人気者の村田君。バイトの時間はさぼっちゃダメよ。」の方が よりブラックな怒りを感じさせて怖いんですけど（笑） 後夜祭後の呼び出しの時は、友達としてだからね！とか言ってますが 周辺は彼女の心理を見透かして、容赦なく外堀を埋めていきそうな予感がします。 それにしても呼び出しを受けるとまず最初に 母親である購買のおばさんが出てくるのは反則でしょう（笑）
綾小路 新 大金持ちのボンボンで、天然ボケのケがある主人公の友人。 無所属だが、学園祭の準備ではテニス部に居候して資材入手を一手に引き受けている。 実際には居候中というよりも、伊吹と女子テニス部員あたりに拉致されて、 そのままなし崩しに居るものだと思われるます。 その二人に襲われて女装させられたりと、かなり馴染んでいる様子（？） 黒塗りの車に乗って、グラサン黒服姿の増田さんに警護されながら登校してくるほかに、 仲良くなると高価なアイテムをどんどん貸してくれるお大尽っぷりをみせてくれるので、 学園祭成功の為にはまず彼と仲良くなる必要があるほどの超・重要人物。 ただ、食堂で電動ノコギリやら電動ドリルやらを渡すのはやめれ（笑） 女性声優、長髪、金持ち、後夜祭後の呼び出し等 どこかで見たような要素を兼ね備えていますが、 男です。
橋本 直樹 主人公の悪友でメディア部の部長。 転校してきたばかりの主人公に真っ先に声をかけて、エロ本地雷を仕掛けてくる猛者。 恋のライバルというわけではないのですが、メディア部員のエリカに （直樹の尽力でメディア部が創設されたにも関わらず！・笑） 「女の子以外に一生懸命な姿を想像できない」とコメントされる通りの人物。 主人公をだまくらかして囮にしたてて女子寮への侵入を試みたり、 準備していたとしか思えない物を売って主人公の恋を支援したり、或いはからかったり、 主人公と二人で準備をサボってナンパに出かけた挙句エリカに大目玉をくったりと、 男キャラでありながらヒロインと同じくらい目立っています。 ちなみに、誰からも告白されなかったor告白の約束をスルーした場合。 最高に爽やかな表情＋グッと立てた親指＋後光がさした姿で 「たかが３週間で、女の子と親密になられてはオレの立場が無い。」と言って にこやかに慰めてくれます。 しかしね、直樹君。 女の子に手作り弁当をもらったのなら、主人公に自慢してないでその子と食べなさい。 自分で初めて料理したタコさんウィンナーを自慢してるのかと思ったぞ（笑）
それ以外 村田 一也 主人公。名前の変更可。アルバイトで稼いだ銭を、部活と学園祭に貢ぐ男。 ちなみに照美曰く、年齢をサバ読んでない？とのこと。 一応、無個性型の主人公だが、翔子の弁やエリカのイベントを見る限り 結構むっつりスケベな女好きというキャラクターっぽいので、 我が家では勝手に直樹二号か直樹・改と認定している。 生徒会長から直々に交友関係に釘を刺される可能性があるツワモノ。 佐々木 剣次 主人公の先輩で生徒会長。 「水沢君は居ないよ」というセリフばかりが印象に残ります。 そんな翔子のせいで、普段なにやっているのかはいまいち不明。 とりあえず、彼には杜撰な運営をしている疑惑が（笑） 場合によっては主人公に 「友達関係は自由だと思うが…控えめにな…」という ありがたいお説教をしてくれる。 神田 豪之助 校長。学園の生徒の顔と名前をすべておぼえているらしい。 校長のほかに、学園の寮監とコンビニのオーナーを兼任しているほか ゲームでエリカを圧倒したり胡桃野の開発に携わっているという なんだがよくわからないけど凄そうな人。 山田 美根子 購買のおばちゃん。 美沙子の母。 美沙子の呼び出しに応じるとこの人が現れ、プレイヤーを驚かせる。 広瀬 三咲 保健室の先生。 あたりまえだが保健室に行けば会える。 生徒会長、校長、おばちゃん、保険の先生はチップキャラがないので 自分から積極的に会わないと最後まで空気だったりする。