レーダーチャート 各ステータスの中央値基準の百分率をもとにしたレーダーチャートのグラフ。 源義経の「統率力」と佐藤継信の「防御力」がそれぞれレーダーチャートからはみ出ているが、 これら以外は「150％」まであれば事足りるので、そのままにした。
- 源義経は全パラメーターが100％以上で、パラメーター別のランキングでもどれも上位をキープしているし、 移動速度も高め、気勢も中位に位置しているなど、オールマイティーな万能型になっている。 隊長（操作キャラクター）は基本的に義経で固定されているので、パーティーの核として活躍できるよう設計されたキャラクターと言える。
- 武蔵坊弁慶は体力・攻撃力・防御力が高く、移動速度が低い典型的なパワーファイター。 気勢値の高さも含め、全体的に同タイプの常盤坊海尊よりも使いやすい能力設定になっている。
- 凛はどのパラメーターも若干低いバランス型だが、馬よりも速い、プレイアブルキャラクター随一の移動速度が光る。 隊長としてプレイヤー操作の方が移動速度の高さを活かしやすいので、その点から隊長向きのキャラクターと言える。 とはいえ決して体力・防御力の高いキャラクターではないため、単騎独走して敵にボコられないように注意。
- 金売り吉次は弓矢による遠隔攻撃が可能。攻撃手段には弓矢のほかに、短剣があるので接近戦もこなせる。 とはいえ体力は低い部類に入るし、防御力は最も低いので、殴り合いはほかの人達にまかせて、金売り吉次は遠巻きに弓矢で援護射撃に徹した方が無難。
- 佐藤継信は飛び抜けて高い防御力が魅力。 全体としては武蔵坊弁慶を防御力に特化したようなパラメーターになっている。
- 佐藤忠信は防御力が若干高く、技量が若干低いものの、総じてバランス型のパラメーターだが、 移動速度が遅い部類のキャラクターだったりと、全体的な傾向としては源義経の下位互換。 とはいえ源義経は隊長として操作するのが基本で、佐藤忠信と競合している感じではないし、 それに佐藤忠信は気勢の初期値が最も高く、「作戦」を使いやすいのが魅力。
- 静はパラメーターの傾向で言えば、小さくまとまったバランス型で、金売り吉次や那須与一に近い形のレーダーチャートになっている。 全体的に殴り合いに向いたパラメーターではなく、移動速度や気勢も低めで、使いやすいキャラクターとは言いがたい。 もっとも、静の場合パラメーター値がどうのこうのよりも、そもそも使う機会に恵まれないという意味での“使いにくさ”が悩みの種。 静はゲーム中盤という加入の遅さに加えて、全１５ステージ中の1/3以上あたる６ステージで出撃不可で、しかも加入以降の新ステージだけで出撃不可が５ステージもある。 それでいてゲーム終盤にパーティー離脱して第１５ステージ「鎌倉決戦」をクリアしないと復帰しないなど、殆ど隠しキャラクター状態。
- 那須与一は金売り吉次と同じく弓矢による遠隔攻撃が可能で、弓矢以外にも長剣があるので接近戦もこなせる。 初期ステータス上では金売り吉次とのパラメーターの差はそれほどないが、 源義経並みの移動速度や馬に騎乗可能、気勢の高さなど、金売り吉次の上位互換的なキャラクターになっている。
- 伊勢義盛は素早い連続攻撃と高い技量で「瞬殺」の狙いやすさが持ち味。また高い塀をジャンプで飛び越えられる特殊能力を持つ。 反面、攻撃力は最も低く、「瞬殺」が発生しないと力不足気味。体力は決して低いわけではないが、防御力は金売り吉次に次いで低く、乱戦は苦手。 また俊敏そうなキャラクターの割に、移動速度そのものは源義経と同程度で、思ったよりも移動が速くない。
- 常盤坊海尊は武蔵坊弁慶と同タイプのパワーファイターだが、 防御力は佐藤忠信並みで武蔵坊弁慶よりも低いし、移動速度と気勢は単独最下位で、全体的な傾向は武蔵坊弁慶の下位互換。 常盤坊海尊は加入がゲーム中盤という事もあり、武蔵坊弁慶がいれば十分という印象が拭えないが、 源義経が主役である以上、武蔵坊弁慶が使い勝手の良いキャラクター扱いなのはやむを得ない部分ではある。